
現場では「分かっているつもり」で進めた作業が、
思わぬ事故やミスにつながることがあります。
そういったリスクを減らすために使われるのが、
作業手順書です。
この記事では、毎日書かずとも1週間使用できる週次作業手順書のを紹介します。
作業手順書とは?
作業手順書は、
作業の流れと危険ポイントを事前に整理するものです。
• どんな作業をするのか→作業手順は?
• どこに危険があるのか→どう対策するのか
• 使用する吊り具、作業員の配置など
これを明確にすることで、
現場全体の安全性と作業効率が上がります。
足場架払い、鉄骨建方など、メイン作業の前の周知会などで使用します。

作業手順書は毎日作成が理想…
昨今の人手不足や高齢化、外国人就労者の件を踏まえ、危険の見える化などの観点からも、手順書は作業ごと毎日作ることが好ましいです。
でも正直毎日作るのはめんどくさい。
というのが現場の本音だと思います。
そこで作ったのが週次作業手順書です。
なぜ週間で作るのか?
この手順書を1週間単位にしているのは、
毎日ゼロから作る負担を減らすためです。
実際の現場では、
日々の作業に追われる中で書類作成まで丁寧に行うのは簡単ではありません。
そのため、同じような作業が続く場合は
週単位でまとめて管理できる形にしています。
週次作業手順書の特徴
「〇〇ヨシ!」で重要ポイントを明確化
安全目標に「〇〇ヨシ!」という形を入れているのは、
その日の作業で何に一番気をつけるべきかを明確にするためです。
長い説明よりも、短く・分かりやすく・繰り返し確認できる形にすることで、
現場での意識づけにつながります。
現地KYと連動した理解ができる
KY(危険予知)時にも
「なぜ〇〇ヨシなのか」が自然と理解できる構成にしています。
ただ言われるのではなく、
理由とセットで理解できることが重要です。
未熟練者・外国人にも伝わる設計
この手順書は、
未熟練者や外国人作業員の方でも理解しやすいように作っています。
• 視覚(略図)
• 短い言葉(ヨシ!)
• シンプルな構造
👉 感覚的に分かることを重視しています
作成例(高所作業安全帯2丁掛け)
足場解体時を想定した週次作業手順書の例を紹介します。
高所作業、足場からの墜転落の観点で作成しました。

是非よろしければ参考にしてください。エクセルデータもありますので是非下部のテンプレートリンクからアクセスしてください。
現場はこれから、DXの導入や働き方の変化などで、
少しずつ形が変わっていくと思います。
ただ、どれだけ環境が変わっても、
基本となる「安全に作業すること」や「伝えること」の大切さは変わりません。
今回の手順書も、そうした現場の中で
少しでも役に立つものになればと思います。
もしよろしければ、実際の現場で使いやすい形に調整しながら、
ご活用いただければ幸いです。
まとめ
今回の記事で使用した
週次作業手順書のテンプレートを公開しています。
現場の報告書や教育資料などに、
よければ自由に使ってください。
安全注意事項を図で説明し、
安全目標も目視で理解できる仕様です。
本記事で紹介した安全帯使用のデータもあります。是非使ってください。
Excel・PDFにて配布してます。
無料です。
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2026/4/1公開




















